太陽のつぶやき

独り言を喋ります

僕の憧れの人の話

9月12日

 

今日この日は僕の大切な推しであるμ‘sの南ことりちゃんのお誕生日です。

 

ことりちゃん、お誕生日おめでとうっ!!


今回は僕がことりちゃんのどんな所が好きなのか、僕にとってことりちゃんがどんな存在なのかをお話しようと思います。

 

是非お付き合い頂けると幸いです。

 

ことりちゃんを好きになったきっかけ

以外と今までしっかりお話したことがなかったと思うので、この機会にお伝えしようかなと思います。

 

2016年、高校受験を控えた2月中旬に僕はラブライブ!を見始めました。

当時の僕はそもそもアイドルという存在に対して3次元2次元関係なく関心がなく、また多少ひねくれていたので「アイドルアニメなんだから皆可愛いのは当然だし、魅力的に描かれているものだ」という考えの元ラブライブ!を見始め、"推し"という存在も必ずしも作らなければならないものではないし*1、推しができるかできないかは結局見てみないとわからないよねって思っていました。

 

そんな心持ちでラブライブ!を見始めて、1期12話「ともだち」に差し掛かりました。

 

体調を崩し倒れた穂乃果ちゃんが復帰した後、部室にてことりちゃんの海外留学が迫っていることが海未ちゃんの口から告げられます。

 

「何故自分には相談してくれなかったのか?」とことりちゃんに詰め寄る穂乃果ちゃん。

そんな場面で、ことりちゃんが穂乃果ちゃんに告げた台詞がこちらです。

聞いて欲しかったよ、穂乃果ちゃんには。

一番に相談したかった。だって、穂乃果ちゃんは初めてできた友達だよ。

ずっとそばにいた友達だよ。

 

そんなの……そんなの、当たり前だよ!!

TVアニメ ラブライブ! 1期 12話 ともだち より

スクールアイドルに夢中になっている穂乃果ちゃんの邪魔をしたくない気持ちと、自分の夢のために留学するという選択肢が正しいのか信頼できる親友に頼りたかったという気持ちがぶつかったある意味不器用な選択ではあったと思います。

それでも、自分の将来と大切な友達の意思を天秤にかけて、自分を抑えられる意思の強さと優しさがあることが物凄く素敵だなと思ったんです。

 

そして最後の「当たり前」という言葉。

 

可愛くておっとりしているだけじゃない、彼女の「優しい女の子」って個性もただ情報として与えられているだけじゃない。

 

ことりちゃんにとってそれが当然のことで、本心からそう思っていることが伺えて、こういう場面で「当たり前」って強い肯定の言葉が出てくるって事実がことりちゃんの優しさが間違いなくこの子の中に根付いているもので信じられるものなんだと、そういう説得力を持たせてくれる言葉だと感じたんです。

 

それからというもの、気づけばことりちゃんのことを目で追っている自分がいました。

 

だから僕が南ことり推しになった最大のきっかけは1期 12話なんだと思います。

 

ことりちゃんの好きな所

色々な物事を受け入れられる器の大きさ

ことりちゃんの一番好きな所です。

 

ことりちゃんって、相手に対して否定から入ることがないんですよ。

 

反応に困る時は「あはは…」と苦笑いを浮かべたり肯定とも否定とも取れない曖昧な返事をすることがほとんどで、頭ごなしに否定することは少なくとも僕が把握している限りではありません。

ことりちゃんの凄い所って、相手の発言だったり、行動だったり、人そのものを

「そういうのもあるよね、良いと思うよ」

ってその存在を否定せずに受け入れてくれる所*2だと思うんです。

 

この許容とも言える彼女の価値観は、常に新しい取り組みを取り入れ進化し続けるラブライブ!というコンテンツそのものであったり、夢やトキメキを抱いて進むことを広く受け入れてくれるラブライブ!シリーズの物語全てと繋がる所でもあると思います*3

 

うん、なんかね、この服を着ていると出来るっていうか。この街に来ると、不思議と勇気がもらえるの。

 

もし思い切って自分を変えようとしても、この街ならきっと受け入れてくれる気がする。そんな気持ちにさせてくれるんだ。だから好き。

TVアニメ ラブライブ! 1期 9話 ワンダーゾーン より

 

きっと彼女だからこそ、秋葉原という街に惹かれたのだと思います。

 

そんなあまりにも寛容であることりちゃんの価値観は、色んな人や物事にも通ずる柔軟性の高いものだと感じています。

 

また、この彼女の価値観は僕の虹ヶ咲の推しである優木せつ菜ちゃんの価値観にも通ずることだと思っています。

 

あらゆるものが存在を否定されず、受け入れてもらえる。

存在を否定しないこと(≒肯定すること)って物事に価値を付与することと近いのかなと思っています

 

ここでフォローを入れる所も優しさがあって好きです


ことりちゃんって衣装作りが好きなだけあって何かを作るクリエイティブなことに楽しみや意味を見いだせる人なんですよね。そしてクリエイティブな行為って言いかえると価値の創造だと思います。

 

物事にある価値を尊重できること。これがことりちゃんの器の大きさの根拠になりえるのではないかなと思っています。

 

自分の好きなことを貫く我の強さ

ことりちゃんの素敵な所の1つが、衣装作りの熱意や幼馴染2人に対する愛情がとにかく素直でまっすぐな所だと思います。

 

ことりちゃんはμ‘sの衣装担当全般を引き受ける一方、時には花陽ちゃんやにこちゃんにお手伝いをしてもらったり、特ににこちゃんとは衣装作りやアイドルに関する考えの違いから意見を言い合うこともあるようです*4

 

また、海未ちゃんには衣装案を見せた段階で「スカート丈が短い」と反対されることは日常茶飯事のようで。

 

そんなアイドルとしてのプライドが高いにこちゃんと対等に意見をぶつけあったり、結局は海未ちゃんの反対を押し切り衣装案を通してしまう姿を見ていると、ことりちゃんの意思の強さというか我の強さって物凄くまっすぐで、自分の大好きなことを貫き通している姿はカッコイイなとも思うのです。

 

幼馴染に対する愛情という一面で見ても、アニメでは穂乃果ちゃんのことを想うあまり自分で色々なものを抱えてしまったり、スクスタでは幼馴染の感謝を伝えるために

 

「ずっと一緒にいてくれてありがとう!
これからもよろしくね! パーティ(原文ママ)」

を企画したりと、彼女の「大好き」の気持ちはとても純粋だなと思います。

 

あと、先述したせつ菜ちゃんの話にも繋がることでもあるんですが、虹ヶ咲1st LIVEで楠木ともりさんがおっしゃっていた内容に

「自分の『大好き』を大切にして、他人の『大好き』を大切にして、その上で自分の『大好き』を貫いて欲しい」

 

という言葉があったそうです。

この言葉は、楠木さんはもちろんせつ菜ちゃん自身が掲げてる野望の中身そのものであると思っていますが、ことりちゃんの生き方もまさにこの通りだなと感じています。

 

彼女の自分の「大好き」に素直で、まっすぐで、そしてそれを貫き通せるだけの強かさのある所が大好きです。

 

相手の意図をきちんと汲める力

真姫やにこ、スクスタ等では他に善子やかすみのようなキャラクターとの絡みで顕著だなと感じているんですが、ことりちゃんって会話のペースを掴むのが凄く上手なんですよね。

これらはあくまで一例です



ことりちゃんの1対1の会話が優しさに満ちてるのって、相手が考えてることだったり気持ち、意図をきちんと考えて、言葉を選べるだけの力があることの証拠だと思うんです。

 

 

個人的に特にそれを感じるのがスクスタの天王寺璃奈ちゃんのお誕生日限定ボイスです。

璃奈ちゃんってコミュニケーションにハンデを抱えているので、初対面の人間に対して誤解を産んでしまうこともあるじゃないですか。

 

そんな璃奈ちゃんが「璃奈ちゃんボード」を使ってまでコミュニケーションを取ろうとするのって璃奈ちゃん自身が人とコミュニケーションをとるのが好きだからだし、璃奈ちゃん本人としては気持ちが繋がっていることの証明が欲しいと思うんですよね。

 

スクスタ世界では音ノ木坂と虹ヶ咲は交流があるとはいえ学校も、学年も、グループも違うのにそんな璃奈ちゃんに関して「璃奈ちゃんの心がことりまで届いてる」って言えるのって、璃奈ちゃんがどんな気持ちでコミュニケーションを取っているのか、そこにどんな意図が込められているのかを十分に理解する力があるからだと思うんです。

 

また、ことりちゃんって返答に困ったときって「えっとぉ……」って言葉を濁すことが多いんですよね。

 

相手の意図を理解して傷つけない言葉選びができる人間だから、対立が起こった時に中立の立場になることができるんだなぁと思います。

sun-kotori0912.hatenablog.com

僕にとってのことりちゃん

僕にとって、南ことりという人間は"推し"であると同時に

 

こういう人間でありたい

 

という人として尊敬できる憧れです。

 

・色々なことを受け入れられる心の広さがあること

・自分の好きなことを貫ける強さがあること

・物事の意図を汲んで理解してあげられる優しさと思いやりがあること

 

僕の思う人間はこうあるべきという理想を体現した存在です。

 

その1つ1つを徹底しようと思うと意外と上手くいかないこともあって、南ことりという少女が如何に凄い人間なのかを日々実感しています。

 

だけどきっとそんな大きすぎる存在を憧れにもって少しでも近づこうとすることにきっと意味があるのだろうし、「南ことりが憧れである」ことはもはや僕自身のアイデンティティの1つになっているんじゃないかなと思います。

 

いつの日かことりちゃんのような素敵な人になれるように"今"を生きていこうと思っています。

 

また、このブログを読んでことりちゃんのことをもっと好きになったよって方がいらっしゃると凄く嬉しいです。

 

それでは、今回はこの辺で筆を置かせていただきたいと思います。

 

 

 

 

ヨキニハカラエミナノシュー

*1:これに関しては今も基本的には変わっていません。コンテンツを楽しむために"推し"がいることによるメリットはある程度理解しているつもりですが、"推し"は作るものではなく成るものだと思っているので、結果として推しがいない状態でコンテンツを追ってもおかしいことではないと思っています。実際、僕はμ'sと虹ヶ咲に推しがいてAqoursとLiella!には推しがいませんが、それでも全シリーズを楽しめていると実感しています。

*2:実際にアニメ劇中でも「うん、良いと思う!ことりは好きだな〜」、「私は穂乃果ちゃんの選ぶ道なら、どこへでも!」って台詞もありますよね。

*3:ラブライブ!はシリーズを通して夢や希望の象徴表現として白い鳥や鳥の羽をよく用いますが、彼女の名前がそれを連想させる『ことり』でメンバーカラーが"白"なのも意味があることなのではないかなと思っています。

*4:ちょっと出典元を忘れてしまいましたが…。