太陽のつぶやき

独り言を喋ります

優木せつ菜が好きな人へ

 

気持ちの切り替えができている人、できていない人

 

僕は"できている側"だという自負があります。

 

別にこれはできている人が偉いとかできていない人が悪いとかそういう話ではないのだけれど。

 

どうして僕はできているのかと聞かれれば、それは色んな変化をポジティブに受け取って楽しみたいって気持ちが大きいから。

 

・楠木さんができなくなってしまったダンスパフォーマンスをする優木せつ菜がまた見られる

・それ即ち、L!L!L!(Love the Life We Live)を筆頭にフォーメーションに穴のない12人が見られる

・声優として優木せつ菜/中川菜々を出力してくださる人が増えて、一つのキャラクターに声優二人分の声の演技の解釈がある稀有な存在になる

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に新しい仲間が加わる

 

パッと挙げるとこんな感じでしょうか。

特に担当声優2人分の声が存在するキャラクター*1ラブライブ!シリーズではおそらく唯一なので、推しがなんだか特別に感じられて優越感すらあります。

 

勿論、単に増えるだけではなくて前任が"降板"する訳ですので

今後楠木さん演じる優木せつ菜/中川菜々は見られないし声も聴けないという寂しさがあります。

そして、今日をもって僕達と優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)が歩んでいく時間はおしまいです。

 

増えません。

 

増えるのは僕達と優木せつ菜/中川菜々(CV.林鼓子)の時間です。

 

 

忘れもしない、2022年11月1日。

バイトの休憩時間にTwitterを見たら、心の底から見たくなかった文字列がありました。

 

ビックリして何も喋れなくなりました。

悪寒がして、頭がぼっーとして動かないし、心臓がずっとドキドキしてる。

休憩時間内に賄いを食べきれなくなりそうになって急いで掻き込んだのはこの日だけです。

 

それから1週間以上、ふとした時に上のツイートの文面が何度もフラッシュバックしてきました。

夜寝る前とかね。

 

辛いなって気持ちもあったんですけど、それと同時に「あぁ、やっぱりか」って思いもあって。

 

可能性としてないとは言い切れないなと思ってはいましたが、5thライブで13人が集うステージを見て「きっと大丈夫」だと安心しきっていました。

 

これでいい、"いまが最高"でこの形が最善だと客席と配信画面の前に居た全員が思っていたんじゃないかと思います。

 

でも、少なくとも1人それを許さない人が、いまよりももっと虹ヶ咲が高みへ行くことを本気で望んで決断した人がいました。

 

 

 

ラブライブ!は僕にどんなものにも価値はあって、みんなが存在していい。

誰も、何も否定されず存在が受け入れられるそんな世界が優しい世界なんだと気づかせてくれました。

 

優木せつ菜は、僕がそんな想いを持った最中に出会った同じ志を持つリーダーのような人でした。

 

4thライブで、楠木さんはMCで「スカーレットを振ってくれる人がいて安心した」と言いました。

 

楠木さんがどんな状況になっても、僕はただスカーレットを振って、自分の正直な「大好き」を叫んでいただけなのに、ただそれだけが楠木さんの、せつ菜ちゃんの力になれていたんだってことが嬉しかった。

僕は優木せつ菜の"あなた"なんだとその日ようやく気づいたんです。

 

この日から僕にとって優木せつ菜はリーダーではなく、一緒に肩を並べて「大好き」を叫ぶ同士になりました。

 

優木せつ菜の同士として、中川菜々の憧れを背負う者として、今僕が抱えている不安はそのまま受け入れて、新しい「大好き」を大切にしよう。

 

未来(さき)のこと

誰にだって未知な世界なんだ

不安いっぱい でも大事だよ

本当の気持ちだから

(MELODY 優木せつ菜(CV.楠木ともり) より)

 

そう決意して、僕のイマがあります。

 

僕のシリーズ最大の推し*2によると、

「皆が集まってそれぞれの役割を精一杯やりきれば、素敵な未来が待っている」

らしいです。

 

多分、僕の役割は中川菜々がそうありたいと願ったように自由に大好きを叫んで、優木せつ菜が作ろうとする世界の実現に貢献すること。

そして自分を含めた誰かの大好きを否定しないこと。

 

だから、楠木さんが決めた決断を受け入れて、これからの虹ヶ咲が描く素敵な未来を信じよう。

 

そう思うと凄くスッキリしたんです。

 

大切なことは僕の「大好き」が教えてくれました。

僕の「大好き」が僕を救ってくれました。

その「大好き」の中の1つが優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)でした。

 

 

僕は明日が来るのが楽しみです。

優木せつ菜/中川菜々(CV.林鼓子)がどんな歌を歌い、どんなパフォーマンスをして、どんな言葉を紡ぎ、どんなストーリーを描くのか。

ワクワクがとまりません。

 

そしてそんな明日以降の世界に優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)は消えている訳ではないんです。

 

優木せつ菜/中川菜々(CV.林鼓子)は優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)がいたから存在できます。

 

優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)が残したものは優木せつ菜/中川菜々(CV.林鼓子)が大切に大切に残してくれます。

 

そして、優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)は僕達の記憶の中にも残っている。

 

冒頭で「今日をもって僕達と優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)が歩んでいく時間はおしまいです。」

 

と言いましたが、記憶という時間の中では優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)は永遠です。

 

瞼を閉じれば何度だって出会えるし、スクスタを起動すれば優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)に出会えます。

 

メインストーリーやキズナエピソードだけじゃない、

μ‘sやAqoursメンバーのサイドストーリーを解放すると、そこに優木せつ菜/中川菜々(CV.楠木ともり)がいるかもしれない。

あなたの端末は現段階で実装されている優木せつ菜がコンプリートされていますか?

「Yes!!」と返せる人間はごくわずかでしょう。

僕もコンプリートはしていません。

 

ふとした時、懐かしい声に出会えるかもしれない。そんな期待を胸に抱いていれば、ちょっとは寂しさも紛れるんじゃないでしょうか?

 

"残る"というのは素敵なことです。

そして、"残していく"のは僕達みんなの役割です。

 

優木せつ菜の新しい春を明日迎えられることが、僕は楽しみです。

 

あともう1つ。

僕は楠木さんのツアーの参戦が決定しています。

 

皆さんはアーティストとしての楠木さんをご存知ですか?

 

楠木さんの楽曲は彼女自身が作詞作曲を手がけたものが少なくありません。

 

僕が1番好きな楠木ともりの曲がその中の1つ

"アカトキ"です。

 

もし、今初めて知った人がいたなら是非聴いてみてください。

そして歌詞を見てください。

 

優木せつ菜がいます。

ラブライブ!があります。

 

これは勝手に僕が言ってるだけなんですけどね。

 

でもこんな歌詞を書ける人の中に優木せつ菜がいないハズがない。

消えるハズがない。

 

そう信じさせてくれる曲だと思います。

 

すぐには無理でもいい、結局受け入れられなくてもいい。

 

ただ、思ったよりも未来は暗くなさそうですよ。

 

だから僕は明日からも優木せつ菜と優木せつ菜の野望の味方です。

 

*1:舞台だと同じ役を複数名の役者さんが交代しながら進めるケースを見かけることもあります。他にも、漫画等でドラマCDのキャストとアニメ化した時のキャストが違うなんてこともありますね。

*2:優木せつ菜は誰かにトキメキを与えてはじまりになるスクールアイドルですが、どうやらこの子は誰かのトキメキを感じてそのはじまりを肯定してくれる人間なようです。