太陽のつぶやき

独り言を喋ります

メンバーはステージ上の自分をどう捉えてるんだろう?

はじめましての方ははじめまして。
そうでない方は(ブログでは)お久しぶりです、SUNです。

 

今回の記事はこちらの企画に則ったものになります。

 

昨日は黒鷺さんの「愛」に関する記事が公開されましたが、皆さんご覧になられたでしょうか?

darkphoenix505pianoles.hatenablog.com

 

 

まだの方は是非そちらも合わせてご覧いただけると一同大変うれしく思います。

 

それでは早速本題に入っていきましょう!!

 

はじめに

そもそも僕が”スクールアイドル像”って視点を意識し始めたのは

中川菜々ちゃんにとって優木せつ菜ってどんな存在なんだろう

ってことが気になったからです。

 

元々菜々ちゃんってアニメやゲーム、スクールアイドルが大好きなのに親に禁止されているから自由に自分の大好きが叫べないって背景があったじゃないですか。

 

そんな菜々ちゃんが優木せつ菜って存在を生み出す時や、CHASE!って曲を作詞した時どんな思いでこれを書いたんだろうとか、そういう背景に想いを馳せる時があって。

 

sun-kotori0912.hatenablog.com

 

そういう1人の女の子がスクールアイドルをしている自分に対して感じている感情や託している思いなんかを掘り下げられると面白いかもなぁと思ってテーマを設定しました。

 

今回は5人のメンバーがいるので、各推し計5人分のお話を元にまとめていきたいと思います。

No.1 優木せつ菜

まずは僕の推しのせつ菜ちゃんから。



結論から言うと優木せつ菜にとって、というか中川菜々にとって優木せつ菜は自分がこういう人間でありたいという理想像だと思っています。

 

先述したように、菜々ちゃんは親に禁止されているから自分の大好きを思うように叫べなかったという背景がありました。

 

そんな過去があったから、自分は自由に大好きを叫びたいし、自分と同じように叫べない人間含めた誰しもが自由に大好きを叫べたらいいなっていう願望から優木せつ菜って存在だったり、優木せつ菜の「誰もが大好きを叫べる世界を作りたい」という野望が産まれたのは想像に難くないと思うんですよね。

 

自分だけじゃなく、他人にとっても良い世界を作りたい、世界全体を変化させたいって気持ちは彼女なりの優しさ*1なのだと思います。

 

そして菜々ちゃんは優木せつ菜という人としてこうありたいという偶像を産み、せつ菜に自分の大好きを肯定してもらいたかったんじゃないでしょうか。

 

SUN:菜々ちゃんは偶像を作ってその存在から自分自身を肯定して欲しかったんじゃないかなって思うんですよね。

特に「CHASE!」の歌詞を見てるとよく分かると思うんだけど、この曲の歌詞って「君」っていう二人称がよく入るんだよね。

何も考えずに「CHASE!」を聴くと、誰かの背中を押すようなまっすぐで熱いメッセージが読み取れると思うんだけど、これって「君」って言葉の指すものが菜々ちゃん自身のことでせつ菜から菜々へ向けたメッセージだと読み取ることができると思うんだよね。

 

ということは、「CHASE!」を作詞した菜々ちゃん自身は自分の理想像から自分自身にこう言って欲しいって思って作詞したんじゃないかなって思う訳なんだよ。

 

ぎぬま:1つ出典としてキズナコミックブックに初めてスクールアイドルのライブを見た時のことが描かれているんだよね。そこから多分優木せつ菜としてステージに立つ自分。所謂”像”や”夢”みたいなものが産まれたんだと思う。

 

SUN:”こういう形をとれば野望が叶えられる”っていう天望が見えた瞬間ではあったのかもしれないね。

 

ぎぬま:そうそうそうそう。

 

まとめると

 

・中川菜々にとって優木せつ菜はなりたい自分で、菜々は自分の思い描く憧れのような存在から自分自身を肯定してもらいたかった

 

ということかなと思っています。

 

No.2 上原歩

さて、次は黒鷺さんの推しである上原歩夢ちゃんについて掘り下げていきたいと思います。



黒鷺:アニメのほうでは「可愛いとかピンクとかまだ着てみたいって思う」っていう抑えてた想いっていうのをスクールアイドルに当てはめてるけど、アニメ1期1話見た時さ、あれどう思った?僕マジで「あれ?そうだったんだ…。」って思ったんだけど。

 

ぎぬま:一番最初の印象で言うとよく分かんないなぁだった。何かをやる時に一緒に踏み出したいからやりたいってことだと思うし、それに関して自分が思うのは、自分がやりたいことに誰かがいないといけないってのがよくわかんなかったから最初のイメージはよく分かんないだった。

 

しろやぎ:私あの~歩夢ちゃんの今でも着てみたいってセリフは「めっちゃわかる」だったんですよ。気持ちは凄くわかるし、友達とあのセリフすっごい共感できるよねって話すこともあって。

 

黒鷺:スクスタのほうで歩夢が可愛い服に憧れがあるって描写がアニメ放送開始時期時点でなかったから、あそこが”あなた”や”侑”にとって初見なんだよね。

 

しろやぎ:なんとなく1話の歩夢ちゃんって予備校云々の話があったとおり目線としてこれから大人になっていくみたいな感じかなって。色々考えていくなかで背伸びじゃないけど大人の準備しなきゃいけないのかなって思う中で、童心に戻るというかあの頃私が好きだったものって今でも好きなんだよねっていう。

そういう外からの目線を気にしつつでも自分の心に素直になるっていう所で私個人と共感する面があるんですよね。

 

ぎぬま:未だに仮面ライダーになりたいと思うのを恥ずかしいと思うかみたいなやつだよね。

 

SUN:変身ベルトが欲しいけどこの歳で買うのはな~っていうやつもそうだよね。

結局「欲しい」って気持ちは我慢しなくていいよねっていう。

 

ぎぬま:自分が成りたい姿ってのがありつつ加えて「侑」っていうのが歩夢の限定的な要素で、この人のためにって気持ちも無きにしも非ずなんだと思う。

1話で侑は肯定してくれて、歩夢は否定をするんだけど、その肯定してくれた気持ちは実は嬉しかったってことだろうし、それも”像”の形の1つだと思う。

 

SUN:特にアニガサキの歩夢って侑っていう自分を肯定してくれる存在がいて、かつ歩夢も侑もせつ菜の「CHASE!」を見て「成りたい自分を我慢しなくていい」っていうメッセージを受け取ったわけだから、アニガサキの歩夢が産まれたっていうのはあると思うな。

 

ぎぬま:めっちゃわかる。

 

SUN:とはいえアニガサキの歩夢はそれでいいけど、スクスタの歩夢はどうなんだろうっていうのはあるけどね。

 

黒鷺:「CHASE!」から始まった歩夢のスクールアイドル像とμ‘sとAqoursのライブを見て始まった歩夢のスクールアイドル像は、スクールアイドルを応援したいっていう”あなた(侑)”の存在がある訳だから、歩夢にとってのスクールアイドル像って割と”日常の延長線上”かなって思ってる。

 

ぎぬま:あなたにとっての理想像を自分に思い描くみたいな?

 

黒鷺:うーん、それもそう。

あなたの日常にスクールアイドルが入ってきてるから、私の日常にもスクールアイドルが入ってくるよねっていうのはアニメもスクスタも変わんないと思う。

 

ぎぬま:理想のお嫁さんとかに近い考えな気がする。

黒鷺のテーマの延長線上になるけど。歩夢は割と「愛」だから一緒にいたい、だからスクールアイドルをやるっていうのはあると思う。

キズナエピソードとかも含めて、あなたなしじゃ描けない物語を歩夢は100%やってるよねっていうのがあるよね。

あなたの理想像になりたい自分が歩夢のスクールアイドル像とイコールになる。

その中で自分もやりたいって気持ちがだんだん芽生えてくるから、その二つの気持ちが交差するというか、右肩上がりのグラフに歩夢にとってのスクールアイドル像が存在するんじゃないかな。

 

黒鷺言語化したら歩夢の理想像って「あなたの理想のヒロイン」だね。

 

まとめると

・"あなた"と日常を共有するのが上原歩夢であるから、歩夢にとってのスクールアイドルは"あなた"にとってのスクールアイドルの延長線上にある。

・その上で歩夢自身にも「やりたいこと」が芽生えていく

 

といった感じでしょうか。

 

幼馴染として、"あなた"に依存する一面もあれど、その中で1人のスクールアイドルとして成長していく歩夢ちゃんがいることが彼女の魅力なのかもしれないですね。

 

No.3 三船栞子

お次はしろやぎさんの推しである三船栞子ちゃんです。



アニガサキ2期では特に焦点が当たったメンバーの1人ですが、この子にとってのスクールアイドルとは何なのでしょうか?

 

しろやぎ:スクスタの話も絡めるんですけど、アニガサキはこう圧倒的に薫子さんの存在があった訳じゃないですか。スクールアイドルとの出会いも含めて。

スクスタは薫子さんじゃなくてニジガク中心でμ‘sやAqoursとも関わるっていう。

 

ぎぬま:栞子の中にスクールアイドルフェスティバル=みんなの夢を叶える場所って理念があるから、スクスタの栞子ちゃんが思い描いてる像とあんまり相違はないんじゃないかなって思う。

 

しろやぎ:なんていうか高く持ってる理想の中で、今の自分にできる最大限のことを発揮しようっていうのが三船栞子のスクールアイドルなんだと思ってて、「決意の光」も「EMOTION」も変わんないと思うんですよ。

キズナエピソードを見てもらえばわかるけど、「決意の光」は今の自分の心情もそのままでいいんだよって抱えながら次の舞台を目指すっていうものだけど「EMOTION」も同じで、でも少しだけ背伸びしてみる、ちょっとだけ頑張ってみるっていうか理想に向けてって言うのがあるから…なんていえばいいんだろうねwww

 

ぎぬま:「EMOTION」がはじまりの歌である立ち位置が難しいな。決意の光と「EMOTION」で”理想像”がちょいブレするというか。

とはいえスクールアイドルをやる”理念”はスクスタもアニメも変わんないんだけど、EMOTIONに関しては「こういう出来事があったから、今の自分がある」っていうのをスクールアイドルで表現してるんだと思う。まぁこれもある種の”決意”なんだよね。

 

しろやぎ:「EMOTION」の中に決意の光の要素も入ってるからね。

 

SUN:しろやぎさんがさっき高い理想の中で自分にできることをやるってこと言ってたけど、栞子ちゃんにとってのスクールアイドル像ってその自分ができることをやって伝えるための姿なんじゃないかなって思いました。

 

しろやぎ:前にブログでも書いたんですけど、栞子って伝えたいって想いと相手がハッキリしてると思ってて、そういう決まった相手に向けてっていうやり方が栞子なりのスクールアイドルなのかなって。

「EMOTION」を初見で聞いたとしても「できない理由を探すならはじめてみればいいよ」って歌詞とか、誰かにとっての1歩目になるような立ち位置じゃないですか。誰かの背中を押すっていう。

 

黒鷺:「EMOTION」もバタフライエフェクトを起こせる曲なのかな。

 

しろやぎ:そう思います。

 

ぎぬま:MVに蝶いるしね。

 

黒鷺:あなたに届けって言ってるけど「あなた」に何を代入するかってとこでアニメだけ見るとそこに薫子さんが入るんだろうけど、それ以上にそこがXであることが大事なんじゃないかなって思う。

 

ぎぬましろやぎ:うんうんうんうん(無限の頷き)

 

ぎぬま:間違いない、間違いねぇわ。

 

しろやぎ:解釈一致です!!

 

SUN:大袈裟に言えば「EMOTION」って「CHASE!」みたいな存在になり得るよね。

 

黒鷺:そこがやっぱり栞子とせつ菜の似てるとこだと思う。

 

SUN:その「あなた」に入るのが過去の自分だったりする場合もある訳で、「CHASE!」みたいな解釈をしても違和感はないね。

 

黒鷺:「EMOTION」ってスクールアイドルを初めて知った人間が音源だけ聴いてもそれがバタフライエフェクトになるけど、せつ菜の場合はその辺を通りがかってた人間に気づいて!!届けっ!!ていうのに特化してる気がする。

 

しろやぎ:「届け」と「響け」の違いについて考えたことがあって、「届け」って1対1の1方向の矢印な訳なんですけど、「響け」って1から多数に向けての色んな矢印の方向があるみたいなイメージを持っていて、栞子はどちらかというと「届け」のほうでせつ菜だと「響け」なのかなって。

 

黒鷺:「LIKE IT! LOVE IT!」に「響き合い重なるサウンド」って歌詞もあるもんね。

 

ぎぬま:過去の過程以上に今の過程が重要なキャラクターだから、そういうのは歩夢とはちょっと違うね。

 

のっぴ:せつ菜とやり方は違えど生徒会長っていう同じポジションに居られるのも誰かの背中を押せるからなんだろうな。

 

黒鷺:ある意味栞子のスクールアイドル像が一番出てるのって「コンセントレイト!」かもしれない。

 

まとめると

・栞子ちゃんにとってのスクールアイドルとは伝えたいことを、伝えたい相手に届ける姿

・その伝えたい"あなた"の対象を広く捉えられるのが栞子ちゃんの魅力

 

といった所でしょうか。

特に栞子ちゃんは「まっすぐ系スクールアイドル」の肩書通り、楽曲の歌詞に彼女の素直な想いが綴られてるのが印象的ですよね!!

 

No.4 中須かすみ

4人目はぎぬまさんの推し、中須かすみちゃん。



無敵級*ビリーバーを始め、何かと注目を浴びることの多いかすみちゃんですがどんなお話が展開されるのでしょう。

 

ぎぬま:”可愛い像”で言うと己を信じることが正であることは間違いなくて。

誰かに言われた可愛いって言葉を信じて自分の可愛いを追求していった結果、スクールアイドルに辿り着いた。何故ならスクールアイドルは可愛いものだから。

あくまでスクールアイドルっていうものは理想とかではなくて、こういう手段があるって中の1つ。結果なりたいのは自分自身が可愛い姿であること。これがかすみちゃんのスクールアイドル像かな。

 

SUN:かすみちゃんにとってスクールアイドルをやってる自分って言うのは「可愛い」をやってる自分?

 

ぎぬま:可愛さを証明するための手段だと思う。かすみちゃんにとって可愛いを証明できる最適解。ただ、何故スクールアイドルになりたいと思ったかっていうきっかけ描かれてないから、憶測しかないけれど可愛いを証明するため。何故なら誰かに可愛いって言われたから。その幼い頃に言われた可愛いを信じ続けたっていうのがソースだと思う。

理想像で言うと「Margaret」が近いと思う。

「全部伝えたとしても離れないで欲しい」かな。1対1関係かつファンっていう近い人間に対して自分の全てを伝えてもそのまま側に居て欲しいっていう”像”ではあると思うけど、これが”スクールアイドル像”か?と言われると微妙かな。

でもそれは”可愛いを証明し続ける自分”にとって”あなた”が大切な存在ですよっていうことの答えではあると思う。

 

しろやぎ:”中須かすみ”から”スクールアイドル中須かすみ”へ向けた曲が「無敵級*ビリーバー」だと思ってて、”スクールアイドル中須かすみ”の今っていう点で「Poppi’n Up!」があって、”スクールアイドル中須かすみ”の理想像って点で「Margaret」があるって印象なんですよ、私は。

 

ぎぬま:「Poppi’n Up!」に関しては考えてたことがあって、1期2話の自分自身のやりたいことがやれない状況において衝突することもあるに対するアンサーは自分がやりたいことを表現する、で恐れないための言葉だと思う。

結局どれも結論として、可愛い自分の証明手段がスクールアイドル像だと思うな。

 

しろやぎ:「Poppi’n Up!」のMVの旗持つシーンあるじゃん。あれめちゃくちゃ「可愛いの証明したいぜ」感あるよね。

 

ぎぬま:象徴的だよね。

 

まとめると

・かすみちゃんにとってスクールアイドルは可愛い自分を証明するための手段

 

個人的には自分がスクールアイドルとして何を表現したいかって内容がハッキリしている、ある意味せつ菜と近い人間だと感じていた所があるんですが、掘り下げてみるとスクールアイドルに求めているものが全然違うのかもなとも思いますね。

 

 

No.5 桜坂しずく

さて、ラストはのっぴさんの推し桜坂しずくちゃん

1期8話をはじめ解釈の難しいストーリーが展開されるしずくちゃんですが、しずくちゃんにとってのスクールアイドルって何なんでしょうね?

 

のっぴ:彼女にとってのスクールアイドル像を話す前に、まず彼女の特性の理解しなきゃいけないと思っていて、最初に出てくるのは「演劇が好き」「空想が好き」ってことだと思う。本当の私ってものに揺れるのが第8話で、それの結論としてSolitude Rainって曲があるわけだけど、確かSolitude Rainってしずくにとって起承転結の「結」って言われていた(←がさらじの前田佳織里さんの発言だった)よね。

 

ぎぬま自分の中でSolitude Rainは「結」ではないっていうか、桜坂しずくの物語の中間点に存在するものだと思う。

 

のっぴ:個人的には起承転結の先にInfinity!Our wings!!が存在すると思うんだよね。

 

ぎぬま:自分の中で、あなたの理想のヒロイン〜やがてひとつの物語の間はすべて桜坂しずくの物語だと思っていて、だからSolitude Rainが真ん中にあるものだっていうのを証明するために、導かれる――いわゆる導き手で物語が変わるヒロイン属性だっていうのが桜坂しずくってことが言いたい。

 

黒鷺:まあ物語だけじゃなくて章の中にも起承転結はあるからね。別にSolitude Rainが結だからといって、その先がないって事にはならないと思う。

 

のっぴ:Solitude Rainは、白しずくと黒しずくの統合というしずくちゃんの悩みを解決する手段として、物語の結になっているという事については間違いはないと思うんだよね。ただ、しずくちゃんの自分におけるスクールアイドル像は「あなたの理想のスクールアイドルになりきる」から「本当の私をみてください」って一旦の問題解決は見せてくれはする。
でも根底のところでは、「演じる事を含めた本当の私を見てください」ってことだから、演じる事を否定してるんじゃなくて、空想とか偽ってきた自分を含めての「本当の私をみてください」だと僕は思う。

 

SUN:Margaretと似てるね。

 

のっぴ:確かに。で、これで解決するなら2期5話の「自分のやりたい事を誰かに重ね合わせているだけで自分は何も生み出していない」に対して、でしずくちゃんは悩まないんだよね。しずくってこの時まだ結論を限定していて、演じること=重ね合わせているだけってしか考えられなかったから悩んでいたわけだけど、A・ZU・NAの寸劇で「結論はひとつではない」にたどり着くんだよね。
 だから、しずくちゃんのスクールアイドルの理想像としては、いろんな要素を含めた「本当の私を見てください」だと思う……。
そう考えると、初期メンバーに関しては1期で「スクールアイドル像」としては完結していて、2期はその像の先にあるものが描かれてるから、「誰かの夢に対して重ね合わせていただけ」って形で悩むことになる話は今回は入れなくてもいいのかも。

 

 

桜坂しずくの物語として、「やがてひとつの物語」という曲がオードリーやSolitude Rainという小さな物語の結を総括した大きな物語の転に位置するというお話がでました。

 

また、2期5話を通して本当の自分をさらけ出せる場所としてスクールアイドル同好会がある意味しずくちゃんにとっての居場所のような存在になってるんじゃないでしょうか。

 

まとめると

・Solitude Rainが「結」*2であり、「空想」「演劇」その他すべてを含めた「本当の私を見てください」で像として成立する
・しずくにとっては「演劇」も「スクールアイドル」も居場所になっている

 

って感じですかね。

 

終わりに

という訳で、今回は5人分のスクールアイドル像を考えてみた訳ですがいかがでしたか?

 

メンバーを誰かと一緒に掘り下げると、自分にはない視点から深堀できて新しい発見が沢山ありました。

 

今回は掘り下げきれなかった残りのメンバーのことは、是非ご覧になってるみなさんも一緒に考えてくれると嬉しいです!

 

特にランジュやミアは間違いなく5thライブでソロ曲が披露されると思うので、掘り下げてからライブに参加するとより面白くなるかも…?

 

その時は是非、#君の目が探す虹を

 

を付けて呟いてくださいね♪

 

早いもので5thライブまで残り"4"日!!(…マジ?)

 

皆で最高のライブにしましょう~!!

 

 

 

ヨキニハカラエミナノシュー

 

 

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*1:自分が現状成せないことを自分含め色んな人間が果たせるような世界を作ろうとするのは、彼女なりの強い意志や思いやりを感じるんですよね。

*2:ただし、「桜坂しずく」という1人の人生の『結』ではなく、あくまで桜坂しずくの1つの物語の『結』にすぎない。この『結』の後にも桜坂しずくの物語は続く。